こんにちは、ウェブテクノロジ代表の小高輝真です。
今回は、ウェブテクノロジの創業期と、それに深く関わる「98博物館」について、ご紹介しようと思います。
現在は、ウェブテクノロジ=画像最適化ソリューションの開発会社というイメージですが、1991年の創業当時は、画像処理関連の開発は行っていませんでした。
当時の主な業務は、
- PC周辺機器メーカーさんからの受託で、PC-9800用のシリコンディスクBIOSを開発
- パソコン通信用ソフト(CCT-98という製品)を開発
- 雑誌の記事や書籍を執筆(Fig.1、Fig.2は、当社関係者が執筆した書籍の代表作)
などでした。
<Fig.1 : PC-9801スーパーテクニック>
(アスキー刊/小高輝真、清水和文、他著/1992年)

<Fig.2 : UNDOCUMENTED 9801/9821>
(インプレス刊/小高輝真、河野健著/1994年)

当社が創業した1991年頃の日本では、パソコンといえばNEC PC-9800シリーズ、と言っても過言でない状況で、PCソフトウェアの開発ターゲットも、技術書のターゲットも、PC-9800という時代でした。
当然、PC-9800向けプログラム開発のための書籍はニーズが高く、「PC-9801スーパーテクニック」は、かなり長期にわたってプログラミング関連書籍のベストセラーランキング入りしていました。
(このため、最近でも、長くプログラマをやっている方とお会いすると、この本の読者だったと言っていただけることがあって嬉しくなります)
ソフトウェア開発や書籍を執筆するために、特に「UNDOCUMENTED 9801/9821」は解析情報を多く含むため、マイナーな機種を中心に、実機を集める必要がありました。
その遺産が、社内の倉庫エリアにある「98(キューハチ)博物館」と呼ばれている一角です(Fig.3)。段ボールに隠れて全部が見えません。(笑)
<Fig.3 : 98博物館全景>
(倉庫の一角のため、お見苦しい点をご容赦ください)

弊社98博物館には、PC-9800シリーズのごく一部(といってもたぶん30機種近く)を収蔵しています。
PC-9801E,F,M,VM,VX,RA,FA,PC-9821Xa,PC-9821Vなどのメジャーどころはもちろん、PC-98XA,PC-98XL,PC-98XL2,PC-98LT,PC-98HA,PC-98GS,PC-H98S,PC-H98 model70など、(わかる人にしかわからない)かなりレアな機種も揃っています。拡張ボードも数えられないくらい大量にあります。
シリーズ一番最初のPC-9801(無印)も所蔵していて、これは撮影用に出版社に何度か貸し出しをしたことがあります(NECには貸し出し用の製品がもうないため)。
珍しい(懐かしい)ところでは、8インチフロッピードライブ(Fig.4)や、当時の大容量130MバイトSCSIハードディスク(Fig.5)。
PC-9800ではありませんが、あのPS/2(Fig.6; PS/2マウス・キーボードなどの語源になったパソコン)もあります。
<Fig.4 : 巨大な8インチフロッピー・ディスク・ドライブ>
<Fig.5 : 巨大な130Mバイト SCSIハードディスク・ドライブ>(この大きさで、130G(ギガ)ではなく130M(メガ)です)
<Fig.6 : 元祖PS/2>
(PlayStation(R)2ではなく、IBM Personal System/2)

ウェブテクノロジにご来社の際、98博物館にご興味のある方は、ご遠慮なくリクエストください。喜んでご案内させていただきます。(笑)